管総理は演説で国づくりの三つの理念として、「平成の開国」「最小不幸社会の実現」「不条理をただす政治」を掲げたそうです。
平成の開国は当然TPP(環太平洋パートナーシップ協定)のことを指したものでしょう。
最少不幸社会の実現はいまいちよくわかりません^^;
不条理を正す政治は小沢問題を含む政治と金問題を解決するといったところでしょうか?
僕はこの中でもTPPについて意見があります。TPPは環太平洋諸国間の関税を将来的に0にすることを目標とした組織です。
このTPPに参加しないとどうなっていくかを考えると末恐ろしい。と僕は思いました。
関税がなくなるので、当然TPP加盟諸国間の輸出・輸入は増加するでしょう。日本の場合、環太平洋諸国への輸出・輸入(特にアメリカ)はとても大きいものです。アメリカ、環太平洋諸国がTPPに加盟し、日本だけがTPPに加入しなかった場合、いくら製品の質がよくても税金のかかった日本製品を買う人はごく一部の富裕層に限られるという状況に陥ることは明らかです。
すでに日本は終わっているのですから、より一層諸国から孤立することになるでしょう。。。
現在農協がTPP参加に反対しているようです。当然安い海外の農作物が市場に出回ることになるでしょう。しかし、これは同時に日本の農業に革命を起こすチャンスでもあるのではないかと思います。
現在の農業制度ははっきり言って昔の惰性でおこなっているようにしか見えません。
これを中央集権型にし、農家を国の力を借りて組織化すればきっともっと低コストで、質のいいものが作れるのではないでしょうか?
とはいえそう簡単ではないので、まずはTPP参加を前提として政府がしっかりとした農業支援策を講じ、そして農業改革を行わなければならないと思います。
とにかく、TPP参加を前提として政府・国会・国民は動かなければならないと、そう私は思います。